平成23年度事業報告書

◇ 総務部関係事項

T 事務局組織
   総務・業務・裁定の3部制、人員は男子2名、女子1名 計3名。

U 理事会

○ 平成23年5月20日開催。

 議事内容は次のとおり。

1.日本綿花協会・第75回通常総会開催の件 : 承認
  第75回通常総会開催を「5月30日(月)午前10時半、綿花会館・大会議室」とする。

2.第75回通常総会に諮るべき書類の件 : 承認
   (1) 平成22年度事業報告書および収支決算案
   (2) 平成23年度事業計画書および収支予算案

3.理事辞任に伴う選任の件:総会で次のとおり選任を諮ることで承認
  ・辞任理事:乾義和氏  ・就任理事:長田峯雄氏

4.裁定協会運営規則

5.東レインターナショナル(株)の正会員入会への承認

○ 平成23年9月12日開催
  ・平成23年9月22日臨時総会開催承認

V 第75回通常総会

○ 平成23年5月30日開催。

  議事内容は次のとおり。

  第1号議案 平成22年度事業報告書・計算書書類・財産目録承認の件 : 承認
  第2号議案 平成23年度事業計画書・収支予算書承認の件 : 承認
  第3号議案理事辞任に伴う選任の件:5月20日の理事会の原案どおり承認

○ 平成23年9月22日臨時総会開催
  監事辞任に伴う選任の件:総会で次のとおり選任を諮ることで承認
  ・ 辞任監事:川橋豊氏  ・就任監事:杉野友紀氏

W 社団法人の法定手続

1.登記事項

○ 平成23年4月1日 財団法人日本綿花裁定協会との合併登記完了。

○ 理事の就任・辞任
   (1)平成23年5月30日、乾義和氏辞任, 平成23年6月9日登記完了
   (2)平成23年5月30日、長田峯雄氏就任、平成23年6月9日登記完了。

2.所管官庁への報告および届出

○ 経済産業大臣宛報告書の提出
   平成23年4月14日 財団法人日本綿花裁定協会との合併登記完了届書
   平成23年6月16日、平成22年度事業報告書・貸借対照表・収支決算書等、
   平成23年度事業計画書・収支予算書、および理事変更登記完了届を提出。

X 各種委員会委員(期末現在)

○ 受渡委員会
   加茂清司(東棉)   渡辺雅之(伊藤忠)  林 照幸(山忠)
   平林和成(豊島)

○ チャージ委員会
   加茂清司(東棉)   渡辺雅之(伊藤忠)  平林和成(豊島)

○ コントラクト委員会
   渡辺雅之(伊藤忠)  福家雅彦(東棉)   渡辺雄次(豊島)

○ 長繊維綿委員会
   渡辺雅之(伊藤忠)  桜井義久(東棉)   武田忠治(山忠)
   渡辺雄次(豊島)

○ 非紡績用原綿部会
   林田昭夫(大興)   杉野孝三(杉野)    廣田喜一郎(山一)

Y 会員の異動

  (入会)
   平成23年5月31日 東レインターナショナル株式会社(正会員)

  (退会)
   平成23年9月30日 澁澤倉庫株式会社(賛助会員)

   期末現在会員数(前期末比) : 合計29社 (±0)
         内訳 :正会員       12社 (+1)
             準会員        3社 (±0)
             賛助会員       9社 (−1)
             賛助U会員     5社 (±0)

Z 平成24年繊維団体新年名刺交換会

  平成24年1月4日、帝国ホテル大阪において開催。
  主当番団体:日本羊毛紡績会  副当番団体:化学繊維振興会

[ 経済産業省立ち入り検査

  平成24年2月12日(火曜)午後2時より5時まで
  特に問題点指摘はありませんでした。

◇ 業務部関係事項

T 国際機関および国際会議

1. ICAC(国際綿花諮問委員会)
2011年9月4日から10日までの7日間、「綿花のバリューチェーンにおける政府と民間セクターの役割」をメインテーマとし、ブエノスアイレス市(アルゼンチン)において第70回年次総会を開催。業界代表として、山岡健一氏(東洋棉花梶E社長)が紡協代表の須賀治氏(クラボウ梶E繊維事業部 営業統括部長)とともに出席した。
主要議題は(1)テクノロジーの変革における国家と民間セクターの役割、(2)責任ある綿花生産の促進、(3)オーガニック・コットン生産、ならびに(4)高水準で不安定な綿花相場の衝撃の管理。

2. CICCA(国際綿花協会協力委員会)
2011年10月21日、英国のリバプール市において年次総会を開催。山岡健一氏(東洋棉花・社長)がICA(国際綿花協会)Dinnerに先立ち、出席した。
主要議題は(1)収支決算/予算案、(2)裁定判定不履行リスト、(3)CICCAの機能強化、および(4)CICCAの役割。
(1) については、2010/11年度決算と2011/12年度の予算案を承認。年会費は前年どおり1協会当たり£750。
(4)については、CICCAは国際問題に取り組む上で、より率先的な役割を演じるべきことが繰り返し強調された。

U 委員会関係

1.受渡委員会

○ 台風及び地震による綿花被害の有無の件
2011年5月3日:神戸港幹事倉庫より、台風2号通過による倉庫保管綿花等への影響につき「異常なし」との報告。
2011年7月20日:神戸港幹事倉庫より、台風6号通過による倉庫保管綿花等への影響につき「異常なし」との報告。
2011年9月21日:神戸、名古屋両港の幹事倉庫より、台風15号通過による倉庫保管綿花等への影響につき「異常なし」との報告。

○ 港湾防災対策の件
港湾・倉庫における綿花取扱上の安全対策、特に台風シーズン中の災害防止対策には万全の注意を払うよう日本綿花荷捌協議会に申し入れた。

2.チャージ委員会

○ 輸入諸掛かりの件
窓口商社が2011年11月1日以降入港船に適用する Sliding Charge について、日本紡績協会会員紡績と合意。関係商社に通知。

3.その他委員会

○ 裁定局委員会  (別紙報告参照)

○ コントラクト/長繊維綿/非紡績原綿部会の各委員会は本年度開催なし。

V 倉庫/港湾関係

○ 綿花倉庫の新規指定なく、解除は下記の1件。
    澁澤倉庫梶@大阪支店・築港営業所

○ 各港綿花倉庫から荷捌綿花・CY通関綿花の輸入実績明細を収集し、わが国綿花輸入統計の基礎資料とした。

W 計量自治管理委員会

○ 計量法に基づき、各港計量士による「綿花ハカリ/基準器の定期検査」を実施。

○ 計量法に基づき、綿花ハカリ管理状況に関する「適正計量管理事業所報告書」を兵庫県/愛知県の各計量検査所(知事宛)に提出。

○ 荷捌綿花取扱いの減少に伴い、会員分担金(綿花ハカリの使用頻度に応じて自治管理委員会運営費を分担)の徴収を廃止。 

X 政府その他海外関係団体に対する報告

○ 経済産業省繊維課よりの照会の都度、世界綿花情勢、わが国の綿花輸入/通関価格等の動向と見通しを報告。

○ ICACにわが国の月別綿花輸入動向を報告。

Y 関係者との諸会合

○ 2012年3月26日、ACSA(米国綿花輸出協会)のフイリップ・ボーグル会長らが來阪したのを機に、綿/紡協合同の懇談会を開催。
主要議題は(1)新農業法について、(2)綿花価格の動向について、(3)綿花定期市場での投機的取引の規制について、(4)綿花輸出契約のキャンセルについて、および(5)将来の米綿生産について。

Z 海外ミッション派遣および海外行事参加

○ CCI(国際綿花評議会)主催「Cotton Orientation Tour-2011」
豊永翔平氏(東洋棉花梶jが紡協代表とともに参加。
2011年9月12〜22の11日間、米国の綿作地を視察。
同ツァーはCCIが米国綿業界と米綿主要輸入国業界との良好な関係を維持・構築することを目的として、2年毎に開催しているもの。

[ 調査、情報関係

1. 内外綿花事情および需給状況の調査、資料整備、見通し等を行い、当協会会員、行政当局、関係業界、ならびに報道関係機関などからの諮問、依頼に応じた。

2. 諸資料の発行は次のとおり。

  (1) 綿花週報(49回)
  (2) 2011年版英文綿花統計年鑑

\その他

○ 綿花需給に関する統計/資料を定期的に作成し、会員/紡績等の関係先に配付。
  ・輸入/在庫統計・通関(数量/金額)統計・船社別綿花輸入統計

○ 神戸市港湾整備局「神戸港大観:輸入綿花産地別入出庫状況調査」に三井倉庫の協力を得て回答。

○ 経済産業省繊維課、報道/調査機関、ATO(米農務省・農産物貿易大阪事務所)など内外諸団体および個人からの「綿花事情、輸入状況などに関する照会」に回答。

○ 当会「インターネット・ホームページ」に綿花輸入統計を掲載。



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